心理学テクニック以前に、必ず抑えておくべき文章の書き方
こんにちは、齋藤龍太です。
今回の記事内容は、メルマガやブログなど
“文章によるコミュニケーション”を図るにあたって
当たり前でとっても大事な書き方について書き綴ります。
私自身、かれこれメルマガは
コンセプト別に何誌か発行しているし
ブログもこれ以外にも開設したりして
過去も合わせて、幾度も文章と向き合っています。
それでも、推敲する時は、この事を特に意識していますので
自戒の念も込めつつ、初心者さん向けにお伝えしていこうと思います。
あ、前回は今回よりもっともっと基礎の話をしていますので
文章に自信が無い方は読んでおくと良いかも。
という事で、本題に入ります。
稼ぐ文章を書く為の必ず抑えておくべき文章の書き方は・・・
「階段を意識する」
これです。
階段。
つまり、階段を一段一段上がるように
一個ずつ文章を積み重ねて伝えよう、という意味です。
まず、そもそもの話ですが、
読みにくい文章、伝わらない文章って
話の筋が通っていないんですね。
例えば・・・
下記を読んで、スッと頭に入るでしょうか?
↓——————————-
こんばんは。
今日は良い天気でしたね!
傘の準備はよろしいですか?
→ 傘の販売URL
ここまで———————–
・・・どうでしょうか?
まぁ、さすがに極端な例ですが(笑)
「コレ書いた人は傘を紹介したいんだな~」
というのは、伝わってきますよね?
ただ、前後の文章の筋が通ってないので
これで傘を買おうとは、
よっぽど書き手を盲信していない限り、我々、思えません。
なぜかって、
階段が二段、三段と飛んでて
“必要性”が伝わって無いからです。
上記の文章は、大事な部分が飛んでるんですよね。
人間誰しも、「そうするべき理由」が無いと動きません。
特に、セールスなら尚更です。
で、ここで落ち着いて欲しいのですが
この「そうするべき理由」って
別に、すごく大層な理由である必要も無いし、
何か特別な理由を用意しなくてもいいんですね。
相手に動いて欲しいからと言って、力む必要はありません。
心理学のテクニックだとかに傾倒して
「相手の心を支配してやるぜ、っへっへっへ!」と考える必要もありません。
あなたの思考をひとつひとつ、
階段を意識しながら、そのまま出力するだけで
「そうするべき理由」が備わった文章が出来ます。
それだけです。
なんかネットの世界になると
急に支離滅裂になってしまう人がいます。
ほんと大丈夫かな?普段コミュニケーション取れてんのかな?みたいな(笑
ネットの世界も人間社会である事が
抜けてしまっているんでしょうねー。
血が通った人間が読んでいるというのに。
・・・という事で。
「そうするべき理由」を備えさせると、こう変わります。
↓
——————————-
こんばんは。
今日は良い天気でしたね!
でも、天気予報によると
明日は一日中、雨が降るらしいです。
通勤の時間帯も危ないそうです。
コンビニの傘もスグ売り切れでしょうね。
傘の準備はよろしいですか?
→ 傘の販売URL
ここまで———————–
と、いう感じで。
文章をチョット加えただけで、
書き手自身が”「なぜ、傘が必要か?」という思い”を出力するだけで
「そうするべき理由」が備わりました。
これなら最初より意味が伝わって、反応も上がりますよね。
(ちなみに、傘を知らない相手を想定するなら傘の説明が必要)
まぁもちろん、
より傘の販売数を上げようと思ったら
・傘は傘でも、どんな傘か?という付加価値を加える
・希少性を初めとしたあらゆる心理テクニックを行使する
といった事も学んでいったら良いかと思いますが、
今回、解説した最低限の事が抜けていては、どうにもなりません。
ただ、ホントね~。
この手のコミュニケーションに難があるような勿体無い文章になっている場合があります。
なので今回、1記事分として取りあげました。
では、最後に寒いオチですが、
明日の朝の通勤は、寝る前に通販で傘を注文しても
スグ届きませんので事前の準備には気をつけましょう(笑)
はい、では!
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