こんにちは、齋藤龍太です。

私が情報業界に参入したきっかけは
「和佐大輔」さんのコンテンツに触れた事です。



ちなみに当時は、セールスマンの仕事を辞めて
何か”自分の力でビジネスを起こす方法”を模索していた頃でした。


だから、和佐さんがテトラポッドに花束を送るなら
私は和佐さんに花束を送らなければいけないなーなんて思ったり(笑


で、そんな和佐さんの著書「テトラポッドに花束を」なんですが・・・

色んなパンチラインが満載でときめきました。
ちなみにパンチラインとは、HIPHOPのスラング用語で
印象の強い、刺さる言葉と言えばわかりやすいでしょうか。



私は本に関しては、いわゆる一般平均の何倍も読む方なので
色んな本に目を通していますが、

読者に対して、「絶望しろ!」というメッセージを投げかけてくるのは初めてでした。

絶望です。そこから始まるんだと。

これが如何にも、現代に生きる人らしいなーなんて感じました。

現代人は満たされている

本の内容でも出てきますが、
日本の現代人は、物質的に満たされています。

だから、いわゆるハングリー精神だったり

「うぉぉぉー!良い所に住んで、良い車乗って、良い女を抱くぜ!」

みたいな頑張り方が不向きです。
これに本気で情熱を持ち続けられるのは難しかったりします。

「できたらいいよねー」みたいな欲求は多少なり湧く事もありますが、
それよりも他の事に価値を感じて、それに対して情熱を向けるのが現代人の傾向ではないかと。

現代人は満たされていない

日本の現代人は、精神的に満たされていません。

物質的には確かに豊かである一方で、
ユニークな体験や情報、物に飢えているのが現代人の傾向と言えませんか?


これまで支持されてきた概念が、現在進行形で形骸化されています。


上記した、「良い所に住んで・・・(略」という価値観は
もはや、化石と言われる時代がそこまで来ているのではないか、と思います。

今までに無いものに価値を感じる、今までに価値を感じなかったものに価値を見出す。

そして、それを探す事自体に、充足感がある。

著書の言葉を借りれば「結果ではなくプロセス!」という価値観(パラダイム)。

もちろん、結果も大事だけど
自分が主体的に動けている事に悦を感られる。

これは「やりたい事に熱中できる人生を手に入れよう!」という
私の信念にも似た考え方です。

人生なんて自己満足なんだから、自分がやりたい!と思った事に
ひたすら熱中する為に環境や体制を整えていこうぜ!という意図があるのですが

これは「自分で価値創造していこう!」と通ずるなーと。



インターネットで自己表現する

もう個人が自己表現する為のインフラは整っています。

あなたの好き勝手が、価値を生み、お金に変わるのが現代です。

それを実現可能にしたのがインターネット。

今や「職業:ブロガー」がいるくらい。

旧来なら、一個人の日記がマネタイズできるなんて思いもよらなかった訳ですが
現代では、一個人の日記に価値を感じ、それによってお金を得る事が可能な時代です。


なんで?と思ったかも知れませんので、補足すると
ブログに注目が集まれば、「広告」として機能するからです。


あえて、ざっくりした表現にしましたが、
もし気になったセンスのある方は、

ぜひ和佐さんの著書「テトラポッドに花束を」を読んでみると
一旦、絶望した後に、活路が見いだせるかもしれませんよ(笑


という事で、本の書評でした。


今、読み返したら
赤字がいつもより多めですね(笑


はい、では!