こんにちは、齋藤龍太です。

HIPHOPカテゴリの第2弾は、
「RHYMESTERに感じるストーリーの魅力」です。


第1弾は「KREVAを好き放題にビジネス的観点で考察してみた」だった訳ですが、

実は、HIPHOPオタクな私の一番好きなラッパーは
「Mummy-D」さんであり、このRHYMESTERという2MC+1DJで構成されたグループなんです。

(ちなみに結成~今現在までにメンバーは入れ替わったりしてます)

ま、だから何だ!って感じかも知れませんが
そのくらいこのRHYMESTERというグループには入れ込みが強かったりします。


で、そんな私がRHYMESTERのどこにそんなに惹かれるか?
どこに魅力を感じるか?

というと・・・コレ。

現在進行形で語られるRHYMESTERのストーリー性

なぜ彼はHIPHOPの世界で大御所と呼ばれるのか?
自他共に認める「KING OF STAGE」であり続けられるのか?


その答えが、彼らのストーリー
つまり”生き様”にあんだぜ!という事です。

と言っても、まぁ価値観の問題で
私は彼らの生き様をものすごくリスペクトしてるよ!という事なんですが。

だから、あなたがどう感じるのかは、自由です。

私も好き勝手に感じる通り、
あなたも好き勝手に感じてください(笑

で、何なら私に色々と教えて下さいね?
他に好きなラッパーとかオススメトラックとか
ぜひぜひお聞かせ願いたいです。


・・・っと、ちょっと話がズレましたね。

ビジネスと音楽の違い

ビジネスという経済活動で成功を目指すにあたり
「リサーチという作業が有効ですよー」と、
マーケティングの教科書とか読むと書いてあります。

雑な言い方をすると

「たくさん魚が釣れる池で釣りした方がいい。」

という解釈になります。

まぁ、このブログの読者さん&メルマガ読者さんなら常識ですよね。

“ビジネスは儲かってナンボ”であると。

では、上記を踏まえて、本題に戻りますが

果たしてRHYMESTERは音楽活動を”ビジネス”と思って取り組んでいたのか?

という問いに対して、あなたはどう思いますか?

これはあくまで私の見解ですが、それは違うでしょうね。

もちろん、音楽活動で飯を喰っていけたら!という気持ちはあったでしょうけど。

それの優先順位が1番だったら、

当時「は?日本語ラップって何?」という認知度の市場(池)で戦おう!

なんて考えている訳無いんですよ。


おそらく、いわゆる”先見の明”を狙って
自分達が日本語によるHIPHOP文化を築き牽引していくぜ!みたいなのはあったかも知れませんよ。

ただ、それってかなーりリスキーな選択なので
ビジネスマン寄りだったら、選ぶわけないですよね?

相当の気概が無いと選ばない選択を彼らは選んだんです。

それから、彼らは早稲田大学を卒業しています。

もしあなたが早稲田という、いわゆる高学歴な肩書きがある中で
「ラッパー?あぁ、知ってるよ、吹奏楽の楽器でしょ?」レベルの認知度の日本で
ラッパーとして生きよう!と考えたでしょうか?

まぁ、私だったらサラリーマンは絶対ヤラないにしても
もうちょい無難な選択するでしょうね(笑


という事で、もう私はこの時点で、
彼らのHIPHOPへの愛と生きる態度に敬意を称さずにはいられないです。


報われない冬の時代がある

で、当然、冬の時代が何度もあったようです。

Mummy-Dさんのリリックで・・・不覚にも忘れたんですが(笑

「冬の時代を何周もしてきた、1,2周どころじゃねぇーぜ、そこの坊主ども。」
みたいなニュアンスのリリックがあります。

もうホントRHYMESTERのリリックには
RHYMESTERしか書けない言葉が満載です。

例えば、下記の曲なんて
当時、結果が付いて来なくてモヤモヤしたドズ黒い気持ちとか、
やりきれなさが溢れ出しているような曲があります。



耳ヲ貸スベキ

で、あまり記事が長くなってもアレなんで
だいぶ端折りますが、

今も尚、彼らは走り続けています。

現在43,44歳くらい。
相変わらず、アルバムもまだまだ攻めまくりです。

あと最近は、色んなジャンル、カルチャーのアーティストとも
コラボして曲を作ったりしていて、

まだまだ意欲的な挑戦をしている段階です。


どこまでいくんだよ!と(笑

それから最近は各々のカラーを出しつつ、
TV出演もちょいちょいあるので、

また今後も新しい挑戦をし続けて
楽しませてくれるんじゃないかなー?なんて思います。

ただオッサンですよ、ハッキリ言って(笑

だから、これまでに歩んできたストーリーがある。

そのストーリーがそれぞれの曲に詰まっているので
そのあたりを感じながら、時系列ごとに聴いたりするのもホント味わい深いです。


めっちゃ勇気を与えてくれますね。


まさに大衆を共感させるようなストーリーが
RHYMESTERの生き様には凝縮されています。



以上、「RHYMESTERに感じるストーリーの魅力」でした。


まだ言いたい事が色々とあるんですが
長くなるので、このあたりで。


はい、では!